ヒーローのクレージー馬券術

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勇往邁進 ロゴタイプ 

勇往邁進ロゴタイプ
先週 ロゴタイプの引退が発表されました。

数多くいる競走馬の中でも一番好きな馬だったので
もうレースで走る姿を見れないと思うと残念ですが、
無事に引退できたのは喜ばしい事です。

来春より社台スタリオンステーションで種牡馬入り。
ロゴタイプの強い遺伝子が次の世代へ引き継がれていきます。








勇往邁進。
終わらない夢。


若き日に勝ち取った称号に満足することなく、
彼の挑戦はどこまでも続く。
次の夢に向かって。栄光という名の頂きに向かって。



ロゴタイプ  父ローエングリン 母ステレオタイプ(母の父サンデーサイレンス)
牡7歳  美浦・田中剛 厩舎所属 馬主・吉田照哉氏 生産者・社台ファーム 
戦績30戦6勝 総獲得賞金5億8301万1000円。
主な勝鞍は12年朝日杯FS、13年皐月賞、16年安田記念


ヒーロー列伝の出来がいいんですよね。
ロゴタイプの戦績を振り返ってみます。



2012年6月24日 函館競馬場でデビュー、そして初戦勝ち。
その後2戦するも勝ちきれず4戦目で重賞 札幌2歳Sに挑戦。
しかし4着と敗退、勝ち馬のコディーノは当時ダービー馬候補と言われており
着差が0.7秒と力の違いを見せつけられます。


その後短期放牧をはさんでから
東京芝1600M ベゴニア賞で出走します。
この短期放牧がロゴタイプにとっていい方向にでたようで
休養前よりパワーアップして戻ってきました。
1分33秒6というレコードタイム(当時)で快勝し、
2歳GI朝日フューチュリティーステークスへ挑戦。
相手には一度 力の違いを見せつけられたコディーノもいますが、



2012年 朝日フューチュリチィーステークス

先団後ろの好意に位置取りコディーノを一度も前に出さずに勝利



強敵コディーノを下し見事2歳王者となる。

その後は放牧に入り3歳初戦は
スプリングステークスを選択。
ここでも先行抜け出しの王道競馬で見事勝利。


そして3連勝の勢いに乗ったまま
クラシック第1戦 皐月賞に出走
相手にはエピファネイア・コディーノ・カミノタサハラと
強敵も揃っていましたが1番人気はロゴタイプです。



2013年皐月賞

今日も王者の走りだ ロゴタイプ!



コパノリチャードがハイペースで逃げる展開を道中は中段で追走。
4角で上手く外に出し一気に位置を上げて前にでる。
1頭抜け出そうとしたエピファネイアをあっさり捕まえて
そのまま先頭でゴール。
GI 2勝目、見事クラシックホースとなります。




次はもちろん日本ダービーに挑戦しますが距離適性の問題もあり
残念ながら5着となります、勝ったのは1番人気のキズナ。

次のレースに選ばれたのがGII札幌記念ですが
このレース選択がロゴタイプにとっては良くありませんでした。

この年は札幌競馬場改装のため
札幌開催の分も函館競馬場で代替え開催されました。
超ロングラン開催と悪天候が続いたせいで
函館の芝は異常な状態となっており
毎年、函館で騎乗しているジョッキー達も
「こんな芝は見たことがない。田んぼみたいだ」と言うくらいの酷い馬場でした。
そんな芝で走ったためにダメージが大きく残り
その年はずっと休養に入る事となってしまいます。

復帰は翌年の3月 中山記念 
ここで3着となりますが
ここからロゴタイプの低迷の時期が始まります。

大きく負けることもないが勝ちきることもできず
まわりからの評価もどんどん下がっていくんですが
改めてみてみるとロゴタイプが2着や3着と好走したときの
勝ち馬の名前を見てみると

ジャスタウェイ
ラブリーデイ
ヌーヴォレコルト
ショウナンパンドラ


当時の現役馬でトップクラスの力を持つ馬達ばかりで
これは運が悪かったとも受け取れますね。

なかなか勝つことができなくてもロゴタイプは
勝てる相手のレースを選ばずGI・GIIといった高いレベルのレースに挑戦し続けます。



そして2016年の安田記念。
GI 4連勝中で圧倒的人気のモーリスが出走するレース 
ロゴタイプは8番人気と低評価でした。

しかしレースは香港帰りの復帰戦であったモーリスの折り合いがつかない。
ロゴタイプはそんな事お構いなしに先頭をスローでゆったり走り
後ろをあまり気にすることなく、あっさりと世界最強マイラーと言われる
モーリスに勝ちます。
当時はモーリスが自滅しただけとか運が良かったと言われていましたが
これも強い相手から逃げずに挑戦し続けてきたからこそ
得る事のできた栄誉。

その後は天皇賞・秋や香港マイル等に出走し
勝つことはできませんでしたが
見せ場十分の5着や3着となります。

そして2017年 2度目の安田記念。
前年の勝ち馬でその後も崩れる事なく走り続ける
ロゴタイプでしたがオッズはまたしても8番人気。

しかし このレースによって去年の勝利は
フロッグではなく実力だったと周囲に認めさせるのです。


2017年 安田記念

突き放す、1馬身・2馬身・3馬身!


この年もハナを奪い逃げるロゴタイプ。
しかし昨年と違い驚くようなハイペース、
1400M通過時点でレコードタイムというくらいのペースでしたが
直線にはいると他の馬はみんな付いてこれず
一気に3馬身くらい引き離すという凄い走り。

しかしここで運がなかったのがロゴタイプの作った
良馬場での高速勝負という展開が
出走馬の中にいたサトノアラジンがもっとも望む展開だったという事。
最後方から猛然と追い込んできたサトノアラジンにゴール前で惜しくも
捕らえられクビ差の2着となります。

このレースの後は観戦者やネット掲示板で
「ロゴタイプ凄え」「一番強い競馬をした」と
多く言われていたのを覚えています。

現にロゴタイプについてきた先行馬たちは
みんな2桁順位になってますし
後方待機で直線勝負の馬達が恵まれた展開の中での
2着は価値が高くて当然。



やっとロゴタイプの力が認められたのですが
今年の秋 富士ステークスを一叩きして
天皇賞・秋かマイルCSか香港マイルに挑戦すると言われていたのに
先週 突然の引退発表がありました。

ずっと頑張ってきた馬だから
調子が悪くなったのを感じた関係者達が
もう無理させずに引退させてあげたのでしょう。


30戦 そのうち10戦がGIで一度も2桁着順がなく
勝てなくてもいつも懸命に走るロゴタイプ 
大きな怪我をすることもなく無事引退できた
十分名馬といえるんではないでしょうか


産駒達の活躍をいまから期待しています。



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